今回はテレビショッピングで話題の「こんがりエアクッカー」をレビューします。
ノンフライヤー、オーブン、トースターなどが一つになった調理家電であり、熱風対流式で余分な脂を落とすコンベクションオーブンである「こんがりエアクッカー」を実際に使ってたところ、致命的な問題点が見つかりました。
本記事では、「こんがりエアクッカー」の問題点とは一体どのようなものなのか、そしてこの製品は買うべきなのかを実際に使ってみた観点から紹介していこうと思います。
「こんがりエアクッカー」とは
「こんがりエアクッカー」とは、
ノンフライヤー、オーブン、トースター、温めなおし
の機能を備えた調理家電で、そのカテゴリーは
“熱風対流式で余分な脂を落とすコンベクションオーブン”というもの
製品仕様は以下の通り
「ノンフライ料理」「オーブン料理」「トースター」「温め直し」1台4役で使える「こんがりエアクッカー」!
コンベクション(熱風対流式)で余分な脂を落とし、美味しく調理ができます。
・60分タイマー付き
・無段階温度調節(100~230℃)
・4段階ヒーター切
●(約)/幅42.9×奥行33.5×高さ22.8cm、3.9kg、<庫内>幅29.9×奥行27.5×高さ18.3cm
●ステンレス・他
●容量/約15リットル
かつて流行ったノンフライヤーとトースター、オーブンが1台になってるとか超いいじゃん!というものです。
コンベンションオーブンとは?
熱風対流式、コンベンションオーブンとは一体どのようなものなのか
簡単に言うと上下のヒーターとそれを対流させるファンがあるのが特徴です。
普通のトースターには下にヒーターがあることが多いと思いますが、これが上にもあって、さらにファンで庫内の温度を一気に上げて様々な調理を実現させようというものです。
庫内の温度が一気にあがるのでムラなく焼き上げることが出来ることに加え、油を使わずに揚げ物が出来るノンフライ調理も可能になっています。
問題点とは
ではそんな優れたコンベンションオーブンである「こんがりエアクッカー」の問題点とはどのようなものだったのか紹介していきます。
その問題はこれをトースターとして使用した時に発覚しました。
扉を開けた時に網が手前に出てこない
この製品が優れたものであるということは重々分かっていはいるのですが、たったこれだけのことで非常に評価を落としてしまっています。
普通のオーブントースターであればそのほとんどが扉を開けた時に網が手前に出てきます。
というか出てこないものに出会ったことはこれまで一度もありません。
それがこの製品の場合、扉を開けた時に網が出てきません。
コンベンションオーブンという構造上の問題なのか
ちなみに別メーカーのこちらの製品でも扉を開けた時に網は出てこないようです。
庫内の温度を一気に上げるコンベンション調理が裏目に
前述したように庫内の温度を一気に上げるコンベンション調理が魅力ですが、
・温度が上がった庫内
・飛び出さない網
お分かりのようにパンを焼いた時などは素手ではとても取り出せません。
結果としてトースターとしては非常に使い勝手が悪いものに
実際に70代の義母がパンを取り出そうとした際に火傷しそうになったと聞きました。
確かに一度に多く焼ける、美味しく焼けるなどメリットはあるものの
トースターとしての総合的な使い勝手はひどく悪いものでした。
トースターとして使用しなければそれほど問題にはならない
これらの問題はトースターとして使用した場合で、ノンフライ調理やオーブン調理の際はそれほど問題にはなりません。
というか箸を使って取り出せばトースターとしても問題はありません。ただ我が家ではそこまでしませんが・・・・
トースター目的での購入でないならオススメできる。それぞれの用途に合わせて検討することをお薦め
本記事にあげた問題点は、確かに限定的な問題点ではあります。
トースターとしてはほとんど使う予定がない、という方にはオススメ出来る製品になります。
逆に
「朝はパン食、美味しいパンが食べたい」
というご家庭であれば以下を強くオススメします。本当に美味しくパンが焼けます。
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