雑記

マイナポイントは楽天よりWAONがオススメ!キャッシュレス決済サービスは特典と使いやすさで選ぶ

マイナポイント 選び方 雑記

2020年7月から申し込みが開始され、9月からいよいよが始まる「マイナポイント」

2019年にあったキャッシュレスポイント還元事業と違い、今回の「マイナポイント」事業は
・マイナンバーカードが必要
・利用するキャッシュレス決済サービスを事前に1つ選んでおく必要がある

となっており、ハードルが少しあがっております。

特にキャッシュレス決済サービスは1人ひとつしか選択できないうえ、あとから変更が出来ないので慎重に選ぶ必要があります。
この「キャッシュレス決済サービス」、対象となるサービスは8月末時点で100を越えており
ものによっては「マイナポイント」とは別に特典がある一方でポイントの付与手順が複雑だったり、選び方を間違えると逆に損することもあるので注意が必要です。

本記事ではキャッシュレス決済サービスの選び方とオススメのサービスを紹介していきます。

キャッシュレス決済サービスを選ぶ参考になれば幸いです。

マイナポイントとは

基礎知識を簡単に

マイナポイントとは、総務省が進めるキャッシュレス決済とマイナンバーカードを推進する為の事業で、最大5,000円相当のポイントを受け取れる事業です。

公式の紹介には以下のような説明があります。

マイナンバーカードを使って予約・申込を行い、
選んだキャッシュレス決済サービス(※)でチャージやお買い物をすると、
そのサービスで、ご利用金額の25%分のポイントがもらえる(お一人あたり5,000円分が上限です)

※QRコード決済(○○Pay)や電子マネー(交通系のICカードなど)、クレジットカードなどのことです。

マイナポイント公式ページより


対象のキャッシュレス決済サービスを決めて、そのサービスで20,000円使用すると5,000円相当のポイントが貰えるという事業です。

マイナポイント取得方法

マイナポイント取得方法についても、公式の動画を見るのが最も手っ取り早いでしょう

マイナンバーカードでマイナポイント

この動画を簡単にまとめるとこうなります。

マイナポイント取得方法 まとめ

ステップ1:マイナンバーカードを取得(手間も時間もかかるのでお早めに)
ステップ2:マイナポイントの予約(オンラインで可能)
ステップ3:お好きなキャッシュレス決済サービスを選択する
⇒9月以降、キャッシュレス決済サービスを利用することでマイナポイントが付与される

ステップ1と2は面倒ではありますが迷うところはありません。
マイナンバーカードは取得までに時間がかかるので、まだお持ちでない場合はすぐにでも準備を始めることをお薦めします。

そして問題になるのはステップ3。
キャッシュレス決済サービスを選ぶのですが、ここで選べるのは一つだけで、後から変更は出来ません。

そこで、次項ではキャッシュレス決済サービスをどうやって選べばよいかを紹介していこうと思います。

キャッシュレス決済サービスはどうやって選べばよいか

観点① 使いやすいもので選ぶ (普段使用しているサービスである等)

まずはキャッシュレス決済サービスを選ぶにあたり、以下の2点を考慮する必要があります。

・20,000円分のお買い物又はチャージを行えるか
・付与される5000円分のポイントを使いきれるか

例えば○○Payという使ったこともないサービスでマイナポイントを利用しようとした場合で考えてみると、上限の5000ポイントを取得するには○○Payで20,000円分買い物をする必要があります。

使用したこともなく、どこでどうやって使えばよいか分からないサービスで20,000円分買い物をするということは容易ではありません。(※)
そして期限は2021年3月までとなっておりますが、前述したように先着順なので本当に3月ぎりぎりまで残っている保証はありません。

そして付与される5000円分のポイントを使いきれるかという問題
5000円分のポイントは選択したキャッシュレス決済サービスのポイントとして付与されます。
なのでこの場合は○○Payのポイントとして5000ポイントが付与されます。
ここで注意が必要なのは、各サービスのポイントにはそのほとんどに有効期限があるということ。
使ったこともないというサービスの場合、苦労して取得したポイントが失効してしまうということもありえます。

使いやすいもの、出来れば普段使用しているサービスの中から選ぶということがまずは大前提となります。

※:選択したサービスによっては、チャージ(入金)した分も対象になるものもあれば実際に買い物した分のみが対象となるものもあります。詳しくは各サービスの紹介ページを参照する必要があります。

観点② 追加特典で選ぶ

では観点①を満たすキャッシュレス決済サービスの中でどれを選んでいけばよいか
ここからは各サービスごとに打ち出している“追加特典”で選んでいきます。

前述したようにマイナポイントは総務省が進める事業で、上限5,000円相当のポイントが付与されますが、各サービスではこの5000ポイントに上乗せする形でポイントがもらえるケースがあります

この「追加特典」は各キャッシュレス決済サービス事業者が独自に行っているものなので、その取得方法やポイントの額などはバラバラとなっております。
サービスによっては2000ポイントを追加で貰えるものもあれば特に追加特典なしのサービスもあります。
もし観点①をクリアするサービスが複数ある場合は、この追加特典で選ぶことをお勧めします。

観点③ 自治体によっては指定のサービスを選択することでポイントを上乗せしてくれるところもある

これはすべての自治体が該当するわけではないのですが、自治体によっては指定のサービスを選択することで自治体がポイントを上乗せして付与してくれるというところがあります。

例えば徳島県は
・PayPay
・楽天ペイ
・楽天Edy
・WAON
・CoGCa(コジカ)
・ゆめか

のいずれかのキャッシュレス決済サービスを選択することで徳島県版プレミアムポイント(30%、最大3,000円分)が追加で付与されるようです。
なので徳島県在住の方は上記の中から選ぶ方が絶対にお得ということになります。

徳島県 プレミアムポイント事業公式ページ

ただこの件は各自治体により異なることから、本記事ではあまり考慮せずに万人に当てはまる上記2つの観点を元に具体的にどのサービスがよいかを検討していこうと思います。

具体的にどこがよいか

では具体的にどこがよいかを紹介していきます。

WAONはチャージだけで5000+2000ポイントが貰える!使えるお店も多く最もオススメ

イオン系の電子マネーであるWAON。
WAONはマイナポイント上限の5,000ポイントに加え、独自に2000ポイントがもらえます。

マイナポイント WAON特典について

マイナポイントでお申込みしたWAONのチャージ額に応じて付与されます。プレミアム率はチャージ額の25%で、上限5,000円分となります。
マイナポイントを予約・お申込みのうえ、期間中累計2万円チャージすることが必要です。

さらにWAON特典として、チャージ額の10%で上限2,000円分を付与いたします。
マイナポイントで登録したWAONが対象となります。


<マイナポイント事業>マイナポイント/WAON特典ページより引用

追加特典の2000ポイントというのは現時点で全サービス中でも最高額
これに加えてその取得方法が簡単なのも大きなメリット

買い物する必要はなく、チャージするだけでOK
なのでとりあえず20,000円分チャージしておけばそれだけで7,000円分が追加で貰えます
WAONの有効期限は1年間の加算期間を含む最大2年間ですので、1年以内に使いきるように買い物に使用すればよいです。
WAONはイオン系列のお店に限らず、コンビニ各社をはじめ多くの店舗で使用できるので1年間に27,000ポイントの消費は全く難しくないでしょう。

9月中にWAONに10,000円チャージすると抽選で最大50,000ポイント貰えるキャンペーンも実施中

これはマイナポイントとは直接関係ないのですが、
9月中に10,000円チャージすると以下のようなキャンペーンが実施中です

マイナポイント WAON抽選で最大50,000ポイント当たる

 

WAON公式ページより

本キャンペーンは、同一のWAON番号にて10,000円以上チャージすることで自動エントリーされるとのこと。
なのでマイナポイントにWAONを選んだ方は9月中に10,000円を2回チャージしておくことをお勧めします。

また、前述したようにマイナポイントにWAONを選んでいなくてもこのキャンペーンは対象になるので、WAONを持っている人は9月中に10,000円チャージしてみてもよいと思います。

メルカリのスマホ決済サービス「メルペイ」も5000+2000ポイントが貰える!さらに抽選で追加も

フリマアプリで有名なメルカリが運営するスマホ決済「メルペイ」も 5000ポイントに加えて2000ポイントが貰えるだけでなく、500円から1,000万円相当のポイントが抽選で貰えるキャンペーンもあります。
ただし、合計7000ポイントをすべて取得する為の条件は少し複雑です

① メルペイを利用して20,000円分のお買い物をすると5,000ポイント分
② 「マイナポイント申込み」+「メルペイの本人確認完了」の状態でメルカリで20,000円分買い物をすると1000ポイント分
③ メルペイへの残高チャージを10,000円分すると1000ポイント


もらえるポイントはすべて”メルカリポイント”として貰えます。
ここで、①は問題ないとしても、
②は“メルカリ”での買い物
③は“メルペイ”へのチャージ

と、分かりにくいうえ手順が少し複雑

普段からメルカリやメルペイを使い慣れている人以外にはあまりオススメ出来ません。

メルペイでマイナポイント申込むと最大P7,000付与(※)。更に抽選で最大1,000万円相当(総額1億円)のポイント付与チャンス!

マイナビニュースで1位の「楽天」は本当にお得か

マイナビニュース
「マイナポイント申込みした決済サービス」で1位になっていたのが「楽天」

マイナポイントの決済サービス、人気ランキングを発表! 選んだ理由は?
お金に関する情報メディア「まねーぶ」(GV運営)は8月20日、マイナポイント事業に関する意識調査の結果を発表した。同調査では、マイナポイント申込した決済サービスや選んだ理由などを尋ねた。

楽天の各サービスは本当にお得なのでしょうか
楽天は
・楽天カード
・楽天ペイ
・楽天Edy

の3つが今回のマイナポイント事業のキャッシュレス決済サービスとして存在します。
このうち、楽天Edyだけはチャージだけでよいが、楽天カードと楽天ペイについては買い物がポイント付与の条件になっております。

「楽天カード」「楽天ペイ」の追加特典 9月末までの登録で700~800円相当のポイント

では追加特典はどうでしょうか
「楽天カード」及び「楽天ペイ」の追加特典は以下の通りです。

 

マイナポイント 楽天カード 特典

楽天ペイ公式ページより

楽天カードからチャージして楽天ペイで支払いを行うことで700から800ポイントの追加特典が付きます。
手順が複雑なうえ、ここまでに紹介したサービスとくらべると少し特典が少ない印象を持ちます。

楽天Edyの特典は抽選方式 1,000円~20,000円が毎月当たる!

マイナポイント 楽天Edy 特典

楽天Edy公式ページ

楽天Edyでマイナポイントの申し込みを行った利用者に向けに、
毎月合計1,000円以上チャージ(入金)すると、抽選で1000円~20,000円のEdyが当たる(外れても500万円分を山分け)キャンペーンを実施
なので20,000円分を一度にチャージするのではなく、毎月少しずつチャージしていくことでより抽選に当たる確率があがるということのようです。

楽天に次いで人気なのが「PayPay」8/31までに登録すると抽選で500~100万円相当のポイントが付与される

QRコード決済でシェアトップの「PayPay」ももちろんマイナポイントで人気のサービス
PayPayは申し込みの時点で
・チャージでもらう
・支払いでもらう

のどちらかを選ぶようになっております。
“チャージでもらう”の場合、20,000円分のチャージをした時点で即日ポイントがもらえるのでこちらがオススメです。(後から変更が出来ないので注意が必要です。)

特典としては、
抽選で500円~100万円が貰えます。

 

マイナポイント PayPay特典

マイナポイント PayPay 抽選内容

PayPay公式ページより

ちなみにこの特典を得るには8/31までに登録を済ませておく必要があります。

現時点ではWAONがオススメか

まとめるとこんな感じです。

WAONメルペイ楽天カード/楽天ペイ楽天EdyPayPay
ポイント受け取り方法チャージ支払い支払いチャージチャージ or 支払い
ポイント有効期限1~2年(※1)120日1年(※2)4年無期限
追加特典(最大)2,000円相当+抽選で500~50,000円相当2000円相当
+抽選で500~1,000万円相当
800円相当抽選で1,000~20,000が毎月抽選で500~100万円相当
追加特典申込期限なし9/30までに登録9/30までに登録なし8/31までに登録

※1 1年間の使用期間を含めた2年
※2 最後に楽天ポイントが付与された日から1年間。その後新たに楽天ポイントが付与された場合、有効期間は最終付与日の1年後に延長

やはり取得のしやすさ、使いやすさ、特典の面からみてもWAONがオススメです。
メルペイも特典ではWAON以上ですが、取得方法が複雑でありポイント有効期限も短いのがネックです。
楽天系は純粋に特典が今一つという印象でしょうか

面倒くさいが、スルーするのは余りにも勿体ないマイナポイント先着 4000万人なのでお早めに

本事業は、マイナンバーカードの取得からやらなければならないので非常に面倒です。
しかしこれをスルーするのはあまりにも勿体ないです。

2万円の買い物やチャージでその25%にあたる5,000円が付与され、さらにサービスによってはこれにプラスでポイントがいくらか上乗せされます。
さらにこれは国民一人ひとりに付与されるので、例えば4人家族であれば4倍の20,000円となります。

また本事業は予算枠2000億円を5,000円で割った先着枠4000万人までなので、うかうかしていたら期限を待たずして予算が無くなって終了してしまいます。
いかに面倒でも早めの対応をお勧めします


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