noteというサービス、自分も使い始めて半年くらい経つのですがまだ若いサービスということもあって、アプリがiPad対応しておりませんでした。
ご存知のようにiPad対応していないアプリをiPadで開くと大変残念な感じになります。
ということで、自分はiPadからnoteを使うときはブラウザのショートカットをホーム画面に追加して使っておりました。
それが2021年の1月、ついにiPadに対応したのでまとめました。
noteとはどのようなサービスなのか
noteは、クリエイターが投稿した作品をユーザが自由に閲覧できるウェブサービスです。
これだけだとまぁよくあるサービスですが、いくつか他にはない特徴があります。
自分が特に大きいと思うのが、とにかくUIがシンプルな点でしょう
投稿画面がシンプル
投稿できるのは
- テキスト
- 画像
- つぶやき
- 音声
- 動画
の5種のみ。
つぶやきや動画は、それぞれtwitter やYoutubeと大差ないようなものに思えますが、投稿画面が全然違う。とにかくシンプル

こちらはご存じtwitterの投稿画面
これまで違和感なく使っていましたが、noteのつぶやき投稿画面がこちら

アイコンがさらに減って、文章を作成することにより集中できるようになります。
ちなみに「いまどうしてる?」が「いまなにしてる?」になっている辺り、日本製のサービスらしく日常に使う言葉に近づいております。
閲覧画面もシンプル

これはパソコンでブラウザから見たnoteの画面ですが、とにかく余白が多い。
WordPressブログのようにコテコテしたレイアウトもない。
とにかく文字や絵などクリエイターの作品を読むことに集中出来ます。
では何故ここまでシンプルなのか、その最も大きな理由はこれではないかと思います。
広告がないからここまでシンプル
noteには、いわゆるバナー広告がない。
Amazonのアフィリエイトリンクが貼ってある記事はあるが、ゴテゴテしたような記事もないしポップアップ項目もない。
その代わりにあるのが作品そのものを有料で販売する機能

上記は投稿画面の一部だが、販売設定と価格をクリエイターが自由に設定できる。
読者は読みたいコンテンツはお金を払ってみるというものになります。
コンテンツそのものに金銭が発生するので、広告は不要ということ。
ちなみにnoteに投稿されている作品の多くは無料で公開されているので読者は普段は気軽に無料コンテンツを楽しみ、良質なコンテンツにはお金を払って読むという形になります。
元々アプリが抜群に使いやすかった
前述したようにnoteというサービスは、誰でもクリエイターになれるプラットフォームであり、そのシンプルさが人気だが、これに加えて自分はスマホアプリのUIが特に気に入っていて、あまり投稿は出来ないながらも毎日誰かの記事を読んでいました。
ブラウザに比べて表示や機能がしぼってある分、読むことや書くことに集中できるようになっています。

しかしiPadにはずっと非対応だった
そんな中、iPadに対応していないのが意外で、初めてiPadを手にしたときはすぐにnoteアプリを入れたものですが、残念ながらiPhoneでの小さい表示がiPadの大画面にポツンとでてくるあの残念な感じでした。
2021年1月18日にリリースされたバージョン5.0.0でついてiPad正式対応!
そんな中、ついにiPad正式対応が来ました。
2021年1月18日 note公式からiPad正式発表の報告が突然投稿されました。
さらに開発者の記事でも苦労が綴られております。
驚いたのはこれほど急成長を遂げているnoteのios開発が当初1人だったこと
このiPad版開発についてもたった3人だったというのだから驚きだ
iPad対応版は、スマホ版をただ大きくしただけではない

特にiPadOSの登場以降、「大きいスマートフォン」という枠に収まらなくなってきているiPad
それに対応するように、この「iPad版noteアプリ」もスマホアプリとは似て非なるものになっている。
note スマホアプリはメニューが3か所に分散されており、
画面下部には主要なメニューアイコンが表示されているが、
およそ大部分が縦持ちのスマホアプリでは多くを表示できないので
- ホーム
- お気に入り
だけだった。その分サイドバーにアカウント情報、記事の上部には記事を探す為のメニューが用意されていた。
そして肝心な投稿ボタンは最も押しやすい右下に常時出ている形だ。
シンプルの中にも機能が種類ごとにまとまっているのでとてもよく考えられた素晴らしいUIだと思う
ボタンは一見記事を読むのに邪魔になりそうだが、余白のが多く広告がないnoteのコンテンツなので、読むのに邪魔だと感じたことはほとんどないが、気になる人は気になるかもしれない

iPadアプリは
一方で、横持ちが多いiPadではより多くを無理なく表示出来るので
- ホーム
- みつける
- つくる
- おしらせ
- アカウント

メニューのすべてが画面下部に集約されているので、再度バーや上部のメニューも撤廃
投稿ボタンも「つくる」メニューとして下部に埋め込まれたので、閲覧画面がさらにすっきりした形だ。
iPad正式対応で今後さらに広がるであろうサービス
多くの人が利用しているようで、まだまだ知らない層も多くいるであろうnote
iPad正式対応ということで今後益々広がりを見せるだろう。
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