カメラ・写真関連

1万以下で買えるSIGMA(シグマ)のレンズ「30mm F2.8 DN」 マイクロフォーサーズ用 レビュー あらゆるシーンに対応出来て 初心者に最適

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今回は、シグマ Artレンズシリーズから「30mm F2.8 DN」マイクロフォーサーズマウントのレビューをしてきます。

自分は昨年初めてミラーレス購入したばかりをカメラド素人ですが、価格も安く評判もよいこのレンズは前々から気になっていました。

今回は購入に踏み切ったいきさつと実際に使用して感じたことを作例を交えて紹介していきたいと思います。

30mm F2.8 DN(マイクロフォーサーズ)の基本スペック

まずは基本スペックから紹介

対応マウントマイクロフォーサーズ
レンズタイプ単焦点
焦点距離30mm(35mm換算で600mm)
F値(開放)2.8
画角39.6度
最短撮影距離30cm
最大撮影倍率1:8.1
レンズ構成枚数7枚 (円形絞り)
質量140g

F値2.8は単焦点レンズの中では少し大きい方に入りますが、その分価格が低く抑えられております。

特徴的なのは焦点距離で、30mmはマイクロフォーサーズ機に付けると60mmとなり
標準と言われる50mmよりも少し狭い画角となっております。
最短撮影距離、最大撮影倍率はどちらもこのクラスのレンズとしては一般的で、むちゃくちゃ寄れるわけではありませんがまぁまぁ寄れる感じです。

30mm F2.8 DNの購入に踏み切った理由

より焦点距離の長い単焦点レンズを探していた

マイクロフォーサーズマウントの単焦点ということで、最初に購入したのは「Lumix G 20mm 1.7 Ⅱ シルバー」でした。

古いレンズながらも、かつて神レンズと言われたこちらを購入。
その写りもさることながら、20mmという焦点距離がとにかく使い勝手がよくて愛用しておりました。

こちらのレンズでも全く不満はなかったのですが、ポートレート用にもう一歩焦点距離の長いレンズがあると奥さんの写真ももう少しよく撮れるかなと思い探しておりました。

オリンパスやパナソニックの中望遠も気になっていたが、価格と画角でシグマを選んだ

もう一歩焦点距離が長いポートレート用レンズとなると、マイクロフォーサーズではこの辺りが候補になってきます。

オリンパスの方は安価だが最短撮影距離が長くて使い勝手が悪いというレビューが多くて
パナソニックの方は文句なしにいいレンズっぽいけどその分値段が高く手が出ない
何よりどちらも焦点距離が35mm換算で85mm以上となり、焦点距離が長いレンズが欲しいと言っておきながら自分自身があらゆるシーンで活用しきれるか不安でした。

そんな中、価格も安く各所で評判が高かったシグマの30mm F2.8 DNに目を付けました。

丁度中古で状態がいいものが8500円で出ていたので旅行の1週間前にポチりました。
マイクロフォーサーズのレンズは安いと言っても2万3万以上はザラ。正直まだレンズにそこまでお金をかけられません、、、
シグマのこのDNシリーズはそんなドケチカメラユーザーの味方だと思います。

ちなみに本製品にはレンズフードが付いてくるので、以下のレンズフィルターだけ別途購入しました。

ちなみに使用しているカメラはこちら

オリンパスのPEN E-PL8に付けて実際に使ってみた

PEN E-PL8とSIGMA 30mm F2.8 DN

最初はF値が大きいことから、あまりボケないかなとも思ったのですが実際に使ってみると全くそんなことはありません。
やはり焦点距離が長い方がよくボケるということはあるようで、20mm F1.7と比較してもボケ方が劣るとは全く感じませんでした。

sigma 30mm F2.8 DN 作例1
PEN E-PL8 + sigma 30mm F2.8 DN 花近影
PEN E-PL8 + sigma 30mm F2.8 DN 作例3
PEN E-PL8 + sigma 30mm F2.8 DN 花撮影

ある程度よるとそのシャープさが際立ちます。これは対象が花でも人でも変わりません。

PEN E-PL8 + sigma 30mm F2.8 DN 作例4
PEN E-PL8 + sigma 30mm F2.8 DN 汽車

少し引いても35mm換算60mmという画角は絶妙で、対象をうまく切り取ってくれます

PEN E-PL8 + sigma 30mm F2.8 DN 海鮮丼
PEN E-PL8 + sigma 30mm F2.8 DN 海鮮丼

こちらの写真はどちらかといえば失敗ですが、料理の写真も画角及び最短撮影距離的に問題はありません。

PEN E-PL8 + sigma 30mm F2.8 DN 作例5
PEN E-PL8 + sigma 30mm F2.8 DN 瀬戸大橋
PEN E-PL8 + sigma 30mm F2.8 DN 作例6
PEN E-PL8 + sigma 30mm F2.8 DN 瀬戸大橋2

この辺りの広い風景などはもしかしたら広角レンズの領域かも知れませんが、対象がこれだけ広いと正直画角が狭いとはあまり感じません。この辺りは好みでしょう

PEN E-PL8 + sigma 30mm F2.8 DN 作例7
PEN E-PL8 + sigma 30mm F2.8 DN エスカレーター

個人的に、こういった人工物はよりシグマレンズの切れ味が発揮されると思います。

そしてこの日は運よく夕陽と夜景が撮れました。
まずは夕陽から

PEN E-PL8 + sigma 30mm F2.8 DN 夕陽
PEN E-PL8 + sigma 30mm F2.8 DN 夕陽

PEN E-PL8 + sigma 30mm F2.8 DN 明石海峡大橋夜景
PEN E-PL8 + sigma 30mm F2.8 DN 明石海峡大橋夜景

こちらは夜景 もちろんF値は解放でISO感度は2000、シャッタースピードは1/5 秒で撮りました。
この辺りはよりF値の小さい単焦点レンズと差が出るところかと思いましたが、ぎりぎり手振れなく撮れました。(もしかしたらOlympusのボディ内手振れ補正というやつが効いているのかも知れませんが)

ポートレートも景色も、旅行に持って行っても1台でまかなえる

最初は、旅行に持って行く1台としては画角が狭いかな?と不安がありましたが、使ってみるとなんてことはありません。
むしろポートレート用には余計なものが入りにくくなる画角で非常にいい写真がたくさん撮れました。
ポートレート写真は載せませんでしたが、ド素人が適当に撮ってもホントそれなりなものが撮れる時があるので驚きです。

それ以上に、写真を撮るのが楽しくなる。

これが1万円未満なので、まさに初心者にオススメのレンズとなっております。

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