
2019年に発売されたデスクトップパソコンで、
“3万円代で買える最強コスパPC”として話題になり、
価格.comのデスクトップパソコン部門 「注目ランキング」「人気売れ筋ランキング」で1位を独走しているのがこれ
Lenovoの「ThinkCentre M75q-1 Tiny:価格.com限定 パフォーマンス」
デスクトップパソコンとは思えないほど小さなボディでありながら、圧倒的コスパを誇る本製品。
本製品の安さの秘密はカスタマイズにありました。
様々なYoutuberやブロガーが紹介しているように、購入時のカスタマイズで最安構成を選択しておいて、必要なパーツは別途購入して増設や換装することで自作パソコン以上のコスパとなっておりました。
しかし、2020年7月18日くらいからこのカスタマイズ構成が一部変更となってしまい、
以前ほど安い構成が出来なくなってしまいました。
以前は最安構成にすると3.2万円という驚異の価格で販売されていたのですが、
2020年8月1日現在は42,240円(休日)が最安値となっております。
⇒2020年8月15日追記:一時的に最安構成が休日で31,240円になった時期がありましたが、現在は42,240円に戻っております。
一方で、カスタマイズ構成でこれまでになかった項目が追加になり、価格こそ上がるものの、スペックの底上げも可能となっているという点も見逃せません。
本記事では2020年8月現在、本当に本機が今買いなのか?そうでないなら何がよいのかを紹介していこうと思います。
カスタマイズ構成の変更箇所
以前と比べて変わったカスタマイズ構成項目は、2か所です。
M.2 ストレージ・カード
本機ではHDDを選べる1st ハード・ディスク・ドライブはこれまでと変わっていないものの、SSDを選べるM.2 ストレージ・カードが変更になりました。

上記のように、以前は選べた”なし”と”128GB”が

このように、選べなくなっておりました。
この為、M.2ストレージ・カードの最安構成が256GBとなり、
この差が全体の最安構成を3.2万円 ⇒ 4.2万円に押し上げる要因になってしまっておりました。
まぁ確かに256GBのSSDがに25,300円というのは割高です。
これが2020年7月16日(くらい)~8月7日の状態です。
そこに変化があったのが2020年8月8日からの数日間。お盆休みセールで

”なし”は選べないものの、128GBは選ぶことが出来るようになったので割高感はなくなり、最安構成価格も土日であれば3.2万を切る価格まで下がってきました。
追記:しかし8月15日現在は再び128GBは選べなくなっており、その結果最安構成価格も4万代に戻ってきております。
電源アダプター

ストレージはマイナスの変更でしたが、こちらはプラスの変更です。
元々アダプターは65Wのものから変更することは出来ませんでした。
別に問題ないじゃないかと思うかもしれませんが、
実はThinkCentre M75q-1 Tinyの最大の弱点と言われていたのが電力問題なのです。
搭載CPUは「AMD Ryzen 5 Pro 3400GE」というインテルの高価格CPUとも十分張り合えるであろう高性能なものであるものの、標準ACアダプターが65Wということでその性能を生かし切れていないという意見が多く出ておりました。
実際に別売りの135Wアダプターに変えたところ、ベンチマークがあがったという話も聞きます。
この辺りの話は以下の記事がとても丁寧に解説して下さっております。

そんなアダプターですが、ついてカスタマイズで上位のものを選ぶことが出来るようになりました。

これまでだと、
別途購入するしかなかった135W ACアダプターがカスタマイズで選べるのはよいです。
価格についても、こちらの
から購入すると4,703円であるので半額以下となり非常にお得になっております。
「ThinkCentre M75q-1 Tiny」のカスタマイズ構成はまた今後いつ変わるか分からない
カスタマイズ構成の変更が2度あったThinkCentre M75q-1 Tiny:価格.com限定 パフォーマンス
今回のことでひとつ言えるのは、
他では考えられないこのコスパの構成はいつ終わってもおかしくない
ということです。
今後いつカスタマイズ構成に変更があるかも分かりませんし、普通に”値上げ”されることも十分考えられます。
なのでひそかに狙っている方は出来るだけ早めに決断されることをお勧めします。
そして今買うなら135Wのアダプターで性能の底上げがオススメします。
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