数あるMVNOの中でも安定した速度と安さ、何よりそのブランド力で人気が高いのがUQモバイル
Docomoやauなどの高すぎるキャリアに嫌気がさして乗り換えてきた人も近年増えております。
今回はそんなUQモバイルのプランについて、気を付けないと損をするケースがあることが分かったので紹介していきます。
対象は「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」です。(2019年9月30日以前にUQモバイルと契約(機種変更やプラン変更も含む)した方はこれに該当する可能性が高いと思われます)
本記事では、プランの確認方法からこれらのプランの問題点、そしてプラン変更まで紹介していきます。
プラン変更はsimの差し替えやスマホ本体の買い換えはもちろん、店頭に出向かなくてもネット上だけですぐに出来る方法を紹介します!
UQモバイルで契約中のプラン確認方法
(1) myUQにログインする
まずはmyUQのサイトにアクセスします。
これはPCからでもよいですし、スマホの場合はブラウザからでも出来ますし、”UQポータル”アプリのこの画面にある

“my UQ moblieへのログイン”からでもよいです。
(3) 「トップ」メニューの「ご契約中のプラン」を確認
ログインしたら、「トップ」メニューにある「ご契約中のプラン」の項目を確認
ここに表示されているのが契約中のプランです。

「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」の人はプラン変更を推奨する
「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」とはどのようなプランか
では「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」とはどのようなプランなのかをまず紹介していきます。
データ容量について
どちらもデータ通信の料金体制は同じで、以下のようになっています。
プラン S | プラン M | プラン L | |
---|---|---|---|
料金 | 1,980円 | 2,980円 | 4,980円 |
データ容量 | 3GB | 9GB | 21GB |
通話料金について
基本的に通話料金は 20円/30秒 となっております。
ここに無料通話分が付いてきます。
この無料通話分が「おしゃべりプラン」と「ぴったりプラン」で分かれています。
おしゃべりプラン | ぴったりプラン S | ぴったりプラン M | ぴったりプラン L | |
---|---|---|---|---|
無料通話分 | 1回5分以内であれば 何度かけても無料 | 無料通話分60分 | 無料通話分120分 | 無料通話分180分 |
2年契約の自動更新
契約期間は2年で、2年未満での解約には解約金がとられます。
いわゆる2年縛りです。
以下、公式より
課金開始月から25ヶ月間(「データ高速+音声」もしくは「データ無制限+音声」からプラン変更される場合は変更月から24ヶ月間)を契約期間とします(契約期間の最終月を「契約満了月」といいます)。契約満了月の翌月に解約のお申し出がない場合、さらに2年間の契約として自動更新されます。契約満了月の翌月以外に解約された場合は、契約解除料(9,500円)がかかります。
おしゃべりプラン・ぴったりプラン 公式ページより
プランとしてそれほど悪くない印象
2年縛りはあるものの、キャリアに比べれば3G使えて2,000円切って、さらに無料通話分も付くのでそれほど悪いプランではありません。
でもこのプランにはちょっとした落とし穴がありました。
「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」は2年経つとプラン内容が変わる
実はこの料金は各種割引サービス適用時のもので、この割引サービスは期間限定なのです。
ということは契約時にはなんとなく聞いているはずなので理解したはずなのですが、2年経つとすっかり忘れがちです。(我が家もそうでした)
どういうことかというと、契約後2年たつとこのようになります。
プラン S | プラン M | プラン L | |
---|---|---|---|
料金 | 1,980円⇒2,980円 | 2,980円⇒3,980円 | 4,980円⇒5,980円 |
データ容量 | 3GB⇒2GB | 9GB⇒6GB | 21GB⇒14GB |
料金が上がり、データ通信料は減るという状況
ちなみに料金は14ヶ月目以降でこの価格に
データ通信料は25か月目以降でこの容量になります。
では何故こうなってしまうのか
前述したように期間限定の割引サービスが要因でした。
最初の料金/データ容量は以下のサービスを適用した上での料金
・「スマトク割/長期利用割引」「イチキュッパ割」適用時の価格⇒1,000円引き
・増量オプションが無料⇒データ容量が1GB~7GB分が増える
しかしこれらのサービスは
・「スマトク割/長期利用割引」「イチキュッパ割」は13か月目まで
・増量オプションの無料期間は24か月目まで
の期間限定
よって、2年後はサービスがなくなり、本プランの本来の姿が現れる
契約後2年経っていれば「スマホプラン」に即変更すべき
2,980円で2GBというのは正直他のMVNOと比べればかなり割高となっております。
プランLの5,980円で14GBなんてのはもう論外ですね
ここでまぁ他社に乗り換えるという選択肢も浮かんでくるとは思いますが、
乗り換えとなると、機種を変えなくてもsimカードの差し替えやプロファイルの再設定が面倒だし何より事務手数料で数千円出費が発生します。
しかし、実は他社に乗り換えなくてもQUモバイルのプラン変更でこの問題が解決することが分かったのでここで紹介します。
スマホプランとは
実は「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」は2019年9月30日をもって新規受付を終了しております。
それに代わって登場したのが「スマホプラン」です。
「スマホプラン」はデータ容量が違う2つのプランが用意されております。
スマホプラン S | スマホプラン R | |
---|---|---|
料金 | 1,980円 | 2,980円 |
データ容量 | 3GB | 10GB |
通話料 | 20円/30秒 | 20円/30秒 |
契約期間 | なし | なし |
まぁ基本的に「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」の契約開始時に戻った料金ですね。
ただ無料通話分がなく、代わりに2年縛りがないのでいつでも解約出来るという
今の時代に合ったプランになっております。
「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」にあった期間限定の○○サービスで割引や増量というものはないので分かりやすくなりましたね。
(これに家族割を適用すればこの料金からさらに500円安くなります)
ちなみに無料通話分が欲しいという人向けに以下のオプションも用意されております。
無料通話 | 国内通話かけ放題 | 1回10分以内の国内通話かけ放題 | 60分の無料通話分付き |
オプション料 | 1,700円 | 700円 | 500円 |
電話をよくする、という人は加入してもいいかも知れませんが、大多数の人は加入の必要はないのではないでしょうか
「おしゃべりプランS」⇒「スマホプランS」
に乗り換えた場合は以下のようになります。
〇 料金
2,980円⇒1,980円
〇 データ容量
2GB⇒3GB
〇 無料通話分
60分⇒なし
お分かりのように料金が安くなりデータ容量が増えるという逆転現象が発生してます。
ちなみに60分の無料通話分をつけた場合でも+500円なので「スマホプランS」の方がお得なのは変わりません。
ということで即刻プラン変更していきましょう。
プラン変更はインターネット上ですべで出来る その方法を解説
ではここからはプラン変更の手順を紹介していきます。
(1) myUQにログインして「ご契約中のプラン」の「料金プランを変更する」を選択
まずは、先ほど紹介した契約中のプラン確認方法と同じくmyUQにログインして「ご契約中のプラン」のところまで行きます。
ここで、今回は“料金プランを変更する”を選択します

(2) 画面の説明通りに料金プランを選択して進んでいく
ここからは特に難しいことはありません。
画面の表示に沿ってプランを変更していくだけです。
月々3GBで足りるなら
料金プラン種別:スマホプラン
料金プラン:スマホプランS
音声通話オプションは前述した無料通話分を付けるかのオプションです。
必要であればここで選択しましょう。
不要であれば
音声通話オプション:通話オプションなし
でいいでしょう。

(3) 後は画面に表示される指示に従うだけで
そこまで操作をしたら、後は画面に表示される指示に従うだけでプランの変更は完了です。
契約して2年未満の場合はどうするか
では「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」のプランに契約した2年経っていない場合はどうするか
この場合、プラン変更しようとすると契約解除料(9,500円)がかかってきます
2年となるまでデータ容量はそれなりの量が使えるので、自分はそのままでいいと思います。
2年未満だとスマホ代金を分割で利用料金に上乗せして支払っている場合、これが残っている可能性が高いのでそういう観点からもプランの乗り換えは推奨出来ません。
2年契約が満了を迎えるまでは今のプランのままで、満了を迎えたタイミングで堂々とプラン変更するのが最善と思います。
ただ、料金自体は14か月目以降は1,000円上がるので、2年契約満了月まで+1,000円を払い続けるより、即乗り換えて契約解除料(9,500円)を支払った方が総合的に見て安くなるケースもあると思うので、その辺りは状況を見てプラン変更タイミングを決めればよいと思います。
コメント